受験に役立つ豆知識

受験当日。今までの努力がきっと花咲くことを信じて、体調を崩さぬようにがんばりましょう。

そのためには、コンディションを整えることが大切です。

ぜひ参考にしてください。

 

試験前日までの過ごし方

試験まで間近になったら,新しい知識をつけ加えるよりも,今まで積み重ねた知識をまちがいなく確認し、整理することが大切になってきます。何よりも冷静さを失って当日を迎えることだけは避けたいですね。「人は人自分は自分」マイペースに目標に向かって進んでいきましょう。

 

(1)風邪などの体調不良、食べ過ぎにには注意する

かぜで体調をくずすと,今までの努力が水のアワになってしまいます。健康管理にじは十分気を付けましょう。食事の量や栄養のバランスにも気を配り、くれぐれも食べすぎには注意すること。

 

(2)生活リズムを試験モードへ切り替える

ほとんどの試験は午前中から始まります。

午前中に頭がしっかり働くように、夜型から朝型へとモードを切り替えておく必要があります。

人間の脳は,目覚めてから2~3時間してから機能を発揮しはじめます。入試の時間に合わせた生活設計に切りかえるようにしましょう。

 

また、朝食を食べるようにしましょう。食事をすることで脳が働くようになります。

 

(3) 試験場の下見を必ずしておきましょう

目的地までのルート、電車・バスの時刻、所要時間、運賃などを調べ、できれば受験当日と同じ時間帯に下見しておくと、朝のラッシュ状況なども確認できます。

 

(4) 勉強はポイントを整理

あわてて、無理に詰め込んだり、がんばってもプラスにはなりません。自分で作成した整理ノートなどを使用して、知識の確認をし,時間のある限り何度でも目を通しておきましょう。

 

(5)天候チェック

週間天気予報などで、受験当日の天気、気温などをチェックしておきましょう。
場合によっては寒さ対策をしたり、服装を変更、出発時間の変更、持ち物追加など万全を期しておきましょう。

 

(5)チェックリストの作成

受験当日に忘れ物をしないように持ち物チェックリストを作成してみましょう。

あわてずにすみます。

また、受験当日に問題・事故などが発生した場合に、学校や利用駅、タクシー、ホテル(宿泊する場合)など必要なところにすみやかに連絡ができるように電話番号リストも事前に作っておくと安心です。

 

「持ち物チェックリスト」

[必ず必要なもの]

□ 受験票

忘れると受験できません!  

□受験案内

□ 筆記用具(鉛筆、消しゴムは余分に)

□定規・コンパス・下敷きなど

□弁当(昼食)

試験会場を込むので、作ってもらうか、試験会場に着く前に家の近くなどで買っておこう。消化の良いものを。

□ 飲み物

□ 時計

□ お金(念のため少し多めに)

□ 保険証(急病など・・念のために)

□ メガネ (必要な人 コンタクトの方も念のためメガネも用意しておきましょう)

□生徒手帳(身分証明書)

□ハンカチ

□ティッシュ

 

[持っておくと良いもの]

□電話リスト(事前に作成したもの)

□ 試験会場周辺地図・案内

□ 携帯電話(試験中は電源を切っておくことを忘れずに)

□上履きと靴袋(必要であれば)

□ 防寒具・雨具など

□ 使い捨てカイロ

□ 飴、ガム、チョコレートなど

□ 参考書やノートなど

□ 常備薬・薬(普段使用している風邪薬・正露丸・胃腸薬など)

 

前日の過ごし方

 (1) 「持ち物チェックリスト」を確認する

事前に作成したチェックリストをもとに持ち物チェックをする。足りないものを付け加える。

持ち物は必ず前日にそろえておきましょう。

 

(2)勉強は目を通す程度にする

前日は無理をしない。気分を落ちつける程度に今までの整理ノートの要点を簡単に目を通すくらいで十分。

 

(4)早めに寝て良い睡眠をとりましょう 

昼間の軽い運動,寝る前の入浴は効果的。夕食後は濃いお茶やコーヒーなどは控えること。明日の活力のためにじゅうぶん睡眠をとり鋭気を養おう。

 


受験!試験当日

 (1)早起きしましょう

脳が活発に働き始めるのは、朝起きてから2~3時間かかります。
受験当日は、少なくとも試験開始の3時間前には起きましょう。

 

・入試開始時刻の30分前,もしくは集合時刻の15~20分前に試験場に着くようにしよう。

・あらかじめ試験場への到着時刻から逆算して家を出る時刻を決めておくこと。

・朝食の時間は余裕を持ってとること。

・持ち物最終チェックをする。

 

悪天候や交通機関の事故等のアクシデントに備え、早めに受験会場に着くように家を出ましょう。

  

 (2) 試験場についたら

早めに受験校に到着したら,集合時間までの合間を利用して,次のことを確かめておきましょう。

・集合場所はどこか

・自分の受験する教室はどこか

・トイレや保健室のあるところはどこか

受験で緊張するとトイレが近くなることもあります。 早めにトイレを済ましておくようにしましょう。

・試験科目の実施順序・休憩時間など

また,試験に関する掲示物には必ず目を通しておくことが大切です。

 

 (3) 受験票を忘れたら

万が一受験票を忘れ、取りに帰ることができない場合は、すぐに係員に申し出、指示に従いましょう。
念のため受験番号を控えたメモ(家にも控えを置いておくとよい)や身分証明書等があると、スムーズに手続きをしてもらえる可能性があります。
 

<試験が始まったら>

(1)監督者の説明をよく聞く

落ち着いて,自分の席で静かに待ち、監督者の説明はよく聞くこと。

 

(2)必ず先に,受験番号と氏名を記入する

問題用紙が配布されたら、最初に受験番号と氏名を忘れずに記入する。

 

(3)試験中のトラブル

気分の悪いときは遠慮せず申し出ること。

途中で,気分が悪くなったり,体の具合がおかしくなったら,すぐ係の先生に申し出ること。学校によっては,保健室で受験を継続できることもある。

 

(5)ねばり強く問題に取り組む

答案を早く出してしまうより,試験終了のベルが鳴るまでがんばりぬくこと。ケアレスミスの発見にもつながります。

 

(6)休憩時間を活用する

受験時は緊張と脳のフル回転で疲れてしまいます。
休み時間には飴やチョコレートなどの甘いもので糖分を補給して、脳を元気にしましょう。